同人活動を始めるときにかかる費用について解説します。
今回のテーマは・・・ズバリ!「同人活動にかかるお金」です!
こちらのブログを見ていただいている方の中には学生の方もいらっしゃると思いますので、予算に応じた同人活動の始め方を解説していきますね。
同人活動をするための必須アイテム
同人活動をするための必須アイテムは4つありますので頑張って用意してください。
- パソコン(予算40,000円~200,000円)
- ペイントソフト(予算5,000~20,000円)
- ディスプレイ(予算20,000~90,000円)
- ペンタブレット(予算10,000~50,000円)
- プリンター(予算20,000円~30,000円)
余裕があればプリンターを用意しておくと何かと便利です!
それでは早速、予算別の同人活動の始め方をお話したいと思います。
お金がない・・・けど同人やりたい方向け
学生の方などで同人活動をやりたいけどお金がないという方は、合同誌への参加 or 小規模オンリーにサークル参加のどちらかの方法がおすすめです。
それぞれの方法を解説していきたいと思います。
合同誌に参加する
合同誌に参加する場合の予算は・・・0円です!
このブログで何回も言っていますが、必須アイテムさえあれば合同誌への参加であればほとんどお金がかかりません(印刷代やサークル参加費は主催者負担のため)。
さらに、ほとんどの場合イベント当日またはイベント後に合同誌が1冊もらえるのでモチベーションもアップできます。
私自身も合同誌に参加したことがありますが、必ず主催者さんから新刊を1冊頂いています。
合同誌に参加するメリットはいっぱいあります!
- 費用がほとんどかからない。
- 新刊が1冊もらえる。
- 他の参加者さんの作品を見て勉強できる。
小規模オンリーにサークル参加(予算10,000円)
小規模オンリーにサークル参加する場合の予算は10,000円です。
- サークル参加費:4,000円~5,000円
- 印刷費:4,000円
- その他:1,000円~2,000円
その他にかかる費用は、テーブルクロスや釣銭入れなどイベント当日のスペースに必要なものの費用です。
イベント会場までの交通費は予算に含んでいません。
小規模オンリーに参加するメリットもいっぱいあります!
- 自分の手で新刊を頒布することができる。
- 他のサークルさんと交流ができる。
- 同人イベントをより体感することができる。
- その作品が好きな人しか来ないので新刊を手に取ってもらいやすい。
最初から大規模イベントに参加するのはおすすめしません。
私も小規模オンリー → 大規模オンリー → コミケの順でサークル参加しています。
お金に余裕がある方向け
予算に余裕のある方は遠征をしてみるのをおすすめします。
地方在住の方は東京や大阪、関東在住の方は地方のイベントに参加してみるのも楽しいですよ!
ちなみに私は2019年にサークル参加するイベントはすべて遠征です。
遠征イベントでガッツリ活動!(予算110,000円~)
交通費や宿泊費はその方によって変わってくるので私の過去のケースでお話をします。
ガッツリ活動する場合、遠征をして大規模イベントに申し込んで100冊のオフセット本を印刷するコースになります。
【前提条件】
- 東京在住で大阪のイベント(東方紅楼夢)に参加
- 2泊3日でイベント前日と当日に飲み会に参加
- リーズナブルなホテルに宿泊
- サークル参加費:10,000円
- 印刷費:30,000円(オフセット100冊、早割を適用)
- 交通費:30,000円(東京から新大阪の往復と市内の交通費)
- 飲み代:10,000円(1回5,000円×2回)
- 宿泊費と飲み会以外の食費:20,000円(1日で10,000円)
- その他:10,000円(サークル設営に必要なものや観光にかかる費用)
かなりお金がかかるので、頑張って貯金して遠征イベントをやってみるのもいいですよ!
予算別の同人活動の始め方
次に同人活動そのものを始めるときにかかる費用を解説しながら、同人活動の始め方について解説していきます。
予算10000円未満(デジタル環境なし)
もしあなたが中学生や高校生でパソコンやiPadなどのデジタルでお絵かきできる環境がない場合は以下の流れで同人活動を始めてください。
※スマホは持っているという前提です。
- 色鉛筆とボールペンとコピー紙を用意する(色鉛筆は最悪100均でもOKです)
- Youtubeなどの動画をスマホで見て勉強する(Wifi環境で見るのがおすすめ)
- 勉強した内容をすぐにアウトプット(実際に絵を描く)してみる。
- ある程度自信が付いたら好きなジャンルの合同誌の企画を探す。
- 合同誌の主催者に「アナログ参加は可能か?」と聞いてOKなら合同誌に申し込む。
- アナログOKなら原稿を書いて郵送 or スキャンデータを送る(私も対応しました)
- アナログNGなら線画までをアナログで描いてお友達のPCなどで作業させてもらう。
- 合同誌が届くのを楽しみに待つ。
- 届いた合同誌を見て自分の作品が他の人の作品とどう違うかを検証する。
- お年玉やバイト代を貯めてパソコンとペンタブ(またはiPadなど)を買う。
イラストの描き方講座は「さいとうなおき先生」の講座がとてもわかりやすいです。
予算10000円未満(デジタル環境あり)
パソコンは持っているという前提での流れです。
- 動画でイラストの描き方の勉強をする。
- デジタルでイラストを描いてみる
- 合同誌に応募してデジタルデータを納品。
- 届いた合同誌を徹底的に分析(デジタル環境なしの場合と同じ)
- お年玉やバイト代を貯めて同人活動の資金を用意する。
予算10000円~50000円(デジタル環境あり)
予算が少しあるので同人イベントに申し込んでしまいましょう。
- 地元もしくは近県で開催されているイベントに申し込む。
- 同人誌はコピー本かオンデマンド印刷で10~20冊印刷する。
- 最低限のサークルアイテムを用意する(こちらのサイトを見ると分かりやすいです。)。
- 当日イベントに参加して新刊を頒布する。
- イベントが終わったら反省会をする。
- 次のイベントのために資金を貯める。
予算50000円以上(デジタル環境あり)
資金もかなり貯まってきたので遠征イベントに挑戦してみましょう。
- 地元から離れた場所のイベント(地方在住ならコミケなど)に申し込む。
- 同人誌はあなたのお好みで♪
- せっかくの遠征なので前日入りして観光したり交流したりして楽しむ。
後の流れは同じです。
早くコロナが落ち着いて楽しい同人活動ができますように。