同人誌が完成していざ入稿!
その前に確認してほしい不備ポイントを3つ解説します。
脱稿してホッと一息つきたい気持ちはよくわかります。
しかし!無事に新刊を出すためにはもう1つ越えなければならない壁があります。
それは・・・入稿時の不備です・・・!
今回は入稿時にやりがちな不備3つについて解説していきます。
入稿時にやりがちな不備3つと対処法
入稿時にやってしまいがちな不備と対処法について解説していきます。
①断ち切りサイズ間違い(3mm or 5mm)
断ち切りサイズは3mmの場合と5mmの場合があります。
よくやりがちなのが、入稿時の断ち切りサイズを間違えることです。
私が実際にやってしまった失敗をご覧ください。
実際に印刷所さんからきた不備メールです。
※印刷会社によってはメールではなく電話で連絡がある場合も多いです。
断ち切りサイズを間違えないためには、原稿データを作成する前に出力サイズを確認しておくことです。
- 印刷所の指定サイズをを事前に確認!
- 確認したサイズで原稿データを作成!
- 出力時に原稿サイズを確認!
- 入稿前にもう一度サイズ確認!
②表紙と裏表紙で背景が微妙に違う
こちらは必ずしも不備となるわけではないのですが、私の場合は同じデザインを使っていたのに表紙と裏表紙で背景画像の倍率を変えていたため不備扱いになってしまいました。
実際に見ていただくと分かるのですが、四角のデザインの大きさが表紙(キャラクターが描いてあるほう)と裏表紙で違っています。
結局このままで進めてもらったので修正はしていませんが、印刷会社によっては不備になってしまう可能性がありますので注意してください。
表紙と裏表紙の背景を同時に入れることで対処できます。
③断ち切り線のギリギリに文字を入れてしまう。
これも初心者がやってしまいがちなミスです。
断ち切り線の内側ギリギリに文字やデザインなどを入れてしまうと、少しでも断ち切り位置がズレてしまった場合文字が切れてしまいます。
また不備にならなかったとしても印刷会社による断裁位置のミスで文字が切れてしまうリスクもあります(1度だけですが経験あり)。
文字や重要なデザインはできるだけ断ち切り線から離すようにしましょう!
以上、私が過去にやらかした印刷前の不備についてお話しました。
締め切りギリギリの入稿の場合は要注意
締め切りギリギリになって入稿する場合は、印刷所から不備に関するメールや電話がないかを必ず確認してくだだい。
ほとんどの印刷所は締切の翌日までであれば不備の修正を受け付けていますが、翌々日以降になると割増料金になったり受付してもらえない可能性があります。
できるだけ締切よりも前に入稿してお互いに余裕をもったスケジュールで進めたいですね!